なんだかネガティブな印象を受けます。
私も人から言われたら
そう受け止めるでしょう。
しかし、本来の「限界を知る」とは
建設的な打開策を講じる上で
とても重要なものです。
限界とは「自分はここまでできる」というラインを
しっかりと認識することにあります。
ただ、それは自分の能力への諦めでは
決してありませんし、
そう受け取るべきではありません。
人生はまだまだ先に続きます。
現時点で何ができて何ができないか
という話なのです。
限界というのは
現時点での効果測定みたいなもので、
何を鍛えれば
その限界を越えられるかを知るための
建設的な考え方であるはずです。
勿論、イチロー選手のように、
勉強でめっちゃ頑張ったけど
4位にしかなれなかったから
野球に賭けることにした
という話では、
文字通り
自分の勉強に関する能力に
見切りをつけたということでしょう。
これは“健全な使い方”だと思います。
「限界を知る」とはツールなので、
どこでどう使うかが重要です。
その解釈において
「自分はどうせこれが限界なんだ」と思ってしまうと、
その先に続いていたはずの成功の未来が
一生途絶えてしまうことになります。
確かに挫折は苦しいものです。
敗北や失敗は心を折るものですし、
失った自信を取り戻すのは
容易ではありません。
ましてや、自分の限界を把握するという作業は
特に挫折や行き詰まりの時に
しなければならなくなるものです。
そもそもが傷つきネガティブな状態で
向き合うツールなので、
いかにも「諦め」に繋がりやすくなります。
しかし、エジソンが
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
途中で諦める者は、
自分が成功にどれだけ近づいているか
気付いていない
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
と言っているように、
そこで諦めることが
本当に妥当な選択かは
正直誰にも分からないのです。
イチロー選手のように
時間的な制約をあえて設けて、
際限なく不毛な努力を続けるリスクを
なくすということも大事な決断です。
しかし、一生懸命やったけど
思うような成果が出なかったというのは、
必ずしも諦める理由になりません。
どこに原因があったのか
そこさえ分かれば何度でも
リベンジできるからです。
要するに、
目の前のそれが
諦めるべきものか
諦めるべきではないものか、
その判断をどう正確にやれるか。
そこが大切なのだと思うのです。
ですから、
「自分の限界を知る」というツールを
是非意図的に使って下さい。
感情的に諦めの道具とするのではなく、
あくまでも現状把握を行う上での
モノサシとして使うのです。
大事な選択肢を
安易に手離してしまう前に。


