こんなニュースがありました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000051047.html
教師が授業中に削った木くずを
かつお節に混ぜて生徒に食べさせた
のだそうです。
すごい話ですよね。
さて、
問題にしたいのは
このニュースを見てどう思ったかということです。
まず、この報道には明確な悪意があります。
「生徒に木くずを食べさせる」
この書き方を見れば
確かに誰もが問題意識を持つでしょうし、
何より感情的にブラされます。
ですから、このニュースの内容に直感的に
「これは問題だ!」
「こんな教師は最低!」
と思われたとしたら
完全にメディアの策略にはまったということです。
それから事実整理をすると、
まず、この教師は冗談でかなんでか
「興味があったら食べてみろ」
と言いました。
その時のテンションは知りません。
ただ、“提案”したのは確かです。
しかし、”命令”ではありません。
もちろん”強制”でもありません。
その提案を受け入れる判断の決定権は
子どもたち各自の自由意思に
委ねられたわけです。
その結果、木くずが混ざっていると分かっていて
食べた生徒が20数人いたとのこと。
つまり、これで腹を壊した生徒がいても
この教師には全く問題はなく、
むしろ食べた生徒が
「お前バカじゃねぇの(笑)」で
終わってしまう話だったはずなのです。
これをわざわざメディアは取り上げて、
ニュースのコマを埋めてきました。
このニュース報道から分かるのは
テレビの流す情報の信ぴょう性のなさです。
人が飛びつくような見出しをつけて
大きく情報を歪曲させ、
煙のないところに火を点けて
問題でもないものを問題化させる。
今回のニュースは分かりやすいものですが、
テレビや新聞の情報操作は
かなり影響度が大きいように思います。
もっと言えば、
どこから入ってきた情報に
重きを置くかという点も
考えさせられるテーマだということです。
その情報と事実のギャップがあるのかないのか、
あるとしたらどう歪曲しているのか。
特に受験は情報戦ですから、
どの情報を採用するかは重要です。
これから色んな数字に関するデータが
あらゆる人から聴かされることになりますから、
受信側である自分自身で
その判断をせねばならないところに
合否のポイントがありそうです。
例えば最近聴いたのはこれです。
6月の○○模試での点数から
プラス100点しかセンターまでに伸びないからな!
しっかり今回の模試で点数取れよ!
こう生徒が自身の通う学校の教師から
言われたそうです。
その生徒も真面目だから
すぐ鵜呑みにして気にしていました。
おそらくこういう生徒は多いはずです。
しかし、こういう情報錯乱は
本当に無意味なことです。
その教師もどうしてそんなことを言うのか知りませんが、
木くず喰わせるよりも
敏感になっている受験生に
余計な情報を刷り込む方が
よっぽど問題だと思うのです。
6月の模試で良い点取れよ!
という気持ちは汲みますが、
センターまでに100点しか伸びないぞ!
というのは余計です。
データがある?
そんなことは関係ありません。
なぜなら、150点伸びる人もいるし、
50点伸びる人も当然いるからです。
それに、もし自分の志望校が730点必要なのに、
今回の模試で580点しか取れなかったら
諦めるのか?という話になります。
しかし、それで本当に諦める人はいないにしても、
少なくても不安にはなるでしょう。
私間に合うかしら、なんて。
そんな風に悩むこと自体がナンセンスなのです。
志望校を変えたくないなら
本番で730点取るしかない。
今回もし500点であろうが400点であろうが、
本番に730点取らねば合格しないなら、
取るしかないわけです。
まだまだセンターまで200日以上
たっぷり残っている段階で、
余計な情報で不安になる必要は全くありません。
ですから、どんな情報を、
誰からの情報を採用するかは
本当に重要な問題です。
これは保護者の皆さまにも関係することですが、
あまり情報に振り回されないことです。
不安を煽るような情報には特に。
その情報の信ぴょう性が測れないうちは
決して当てにしてはいけません。
これから先の情報は
感情的な影響を与えます。
是非注意して取り扱って下さい。


