何をしているかというと
“論破”系の番組を観まくっているのです。
論破というのは論理でやっつけることですが、
要するに相手の思慮の浅さや視点のズレを
論理的に指摘して代替案を持ちかけるものです。
これが単なる批判や誹謗中傷で終わるなら
私も勉強の対象にはしませんが、
彼らの論理的な思考展開は
かなり勉強になります。
では彼らとは誰なのか。
それは
・堀江貴文
・西村博之
・橋下徹
です。
堀江貴文さんはホリエモンで有名ですので
説明は要らないでしょう。
西村博之さんは「ひろゆき」でよく出演されている
『2ちゃんねる』の開設者です。
彼の思考は卓越しているので
その論理展開は観ていてかなり爽快です。
橋下徹さんは先日まで
大阪都構想の実現のために尽力されていた
元弁護士の方。
この方も有名ですね。
Youtubeで検索すれば
この方々の論破系の動画が
ごまんと出てきます。
それを時間の許す限り観て頭に刻んで
自分のイメージに取り込んでいるのです。
彼らは3人とも結構敵をつくるキャラです。
余計な軋轢を生むことも多々あります。
典型的な“出る杭”です。
味方だったり外野にいれば全然面白いのですが、
おそらく敵にまわしたらめちゃくちゃイヤな奴らでしょうね。
しかし彼らは論理的です。
感情論に流されることなく、
常に未来における最適解を模索しています。
よく、どうして日本からは
スティーブ・ジョブズのような天才が
生まれないのか!?
という議論になります。
でも出てくるわけがありません。
上に挙げた3人が“出る杭”と言われる日本では
そんなはみ出し者が許容されるわけがない。
日本は和を尊ぶお国柄ですから、
和を乱していく彼らのようなキャラは
よしとされません。
昔から日本の教育は
幼稚園か保育園から始まって
小学校、中学校、高校、大学と続いています。
1本のレールの上を受験競争にさらされながら
進んでいくのが当たり前の世界です。
このシステムが何を生むかというと、
その1つが時間軸の固定化です。
私たちの多くは
時間は過去から現在、
そして未来に向かって続いていく、
という風に発想します。
時間に関する発想をこんな風に固めてしまうのは
日本教育が上記示したように
1本のレールであることも一つ原因です。
なぜなら、過去の結果が
ずっと付いて回る仕組みだからです。
日本の学校偏差値の分布図を見れば、
分かりやすいほどのピラミッド構造。
そのバランスを崩しにかかる学校も出てきましたが、
本質は変わりません。
同じです。
偏差値の高い子たちが
偏差値の高い大学に向かって
頑張っているという全体的な状況は
全く変わることはありません。
進路相談も学校のこれまでの成績と
模試などの偏差値を基準に切り分けられ、
受けたいところを受けさせてもらえません。
親御さんが看板で判断するからです。
親御さんも大金を投資する以上、
それ相応の保証が欲しい。
その保証の如何を推し量るのが
どこの大学に何人合格したか、
どこの会社に何人進んだか、
といったこれまでの実績なのです。
すると、学校や塾も合格者を出さねばなりません。
となれば保証のありそうな生徒にしか
受験させたくないと思うのが必定。
不合格をなるべく出させないためです。
落ちそうな子は不合格になるよりも
レベルを下げてでも合格実績にしなければ
看板に書くことができません。
こんな風に誰もが過去の実績から
現在を推し量り未来を予想しようとします。
その発想が凝り固まっているのです。
しかし、上記に挙げた3名は
視点が全く逆を向いています。
過去のデータをもとにはするものの
未来から現在を吟味しているのです。
過去のことなんて全くどうでもよくって、
(勿論データとしての判断材料にはしますが)
むしろ重要なのは現在進行形の価値観や現象。
ようするにこれから何をするのが一番最適?
という、この1点しか考えていません。
そのため常に他のコメンテーターの方々と
意見が対立してしまうのです。
発想が真逆なので相容れないのは当たり前ですが、
それで議論が喧嘩になって終わるというパターンが
動画の中では多々ありました。
勿論、言い方を考えなよって思うところもありますが、
そんなことを気にするのは日本人くらいで、
あくまで何を言っているのか、
その意見の正当性、妥当性はどうなのか、
この部分に常にフォーカスして考えられる人が
結構観ていて少ないんですね。
このことも勉強になります。
これは客観的に視聴者として観ていると分かりますが、
自分が論破される側の人間にならないように、
と思うんです。
そうすると自分の取るべきスタンスだったり、
思考の限界を取っ払う方法だったり、
彼らの論理展開や目の付けどころなんかを
しっかり盗みに掛かるわけです。
細かい言い回しで揚げ足を取ろうとする人間になるか、
圧倒的な情報量と実践力、そして論理的思考能力をもって
真剣に議論に取り組む人間になるか。
ちゃんと相手の言い分を聞いた上で
はっきり違う時は違うと主張し、
もし自分が間違っていたら素直に詫びる。
これが大人の議論かと思います。
今私が参考にしているのはこの3人ですが、
これから自己主張の仕方も研究し、
より正確に私の考えが周囲に伝わるよう
努力を重ねていきたいと思います。
もしあなたが学力を伸ばしたいと思ったら、
この3名に関する動画を
徹底的に観まくって下さい。
それだけでも全然効果があると思いますよ。


